2010年03月25日

べべ出産 4

だいぶ日にちが空いてしまったので、ここからはざっと。

手術はふつう5人で行われるそうで、さっきまでテストをしてくれていた先生2人と新たに登場した看護師さん3人。
手術を見るかと聞かれたけれど、「血」に弱いし、見てたらおなかの中をいろいろ想像して気分が悪くなりそうなので、目の前に布をたらして、首から向こうが見れないようにしてもらった。
と・・
その布が顔にぴらぴらとくっついて、不快。
ものすごくストレス。
なので、麻酔を打たれて首しか動かない状態で、一所懸命に説明し、布を離してもらった。

すると、今度はまた体が震え始めた。
看護師に震えをうったえ、早朝も同じようになったことを説明すると、
「それはなんで震えてたの?」
と逆に聞かれ、
「わからないです!でも、寒いわけじゃなくて、今みたいにこんなかんじで!!」
と、聞きたいのはこっちのほうなのと、どうにかしてほしいのと、自分の言葉が足りないことにものすごくイライラして、思わず語気が強くなってしまった。
「きっと体の疲れね。」
とその看護師さんは言っていた。アルノの考えによると、高熱と長い時間の陣痛の疲れが、眠ってない体に震えとして反応が出たんじゃないかとのこと。
麻酔で痛くはなかっただけで、結局、一晩中陣痛はきてたわけだから、そうなのかも。家でも陣痛はきてたわけだし。

いよいよ手術開始。
麻酔の効きを確認するべく、先生がおなかを軽くたたく。
「わかる?」
「わかります。」
「じゃ、2分待ちましょう。」

「わかる?」
「痛くはないけれど、おなかを触ったのはわかります。」
「じゃ、あと2分待ちましょう。」

「わかる?」
「わかります。」
「。。。はじめましょう。」
布で向こうが見えないのに、おなかを触ったとわかるのだから、おなかに感覚がまだあるわけで、でも切られてしまった。
痛くはないけど、へんなかんじ。
何かされてるのはわかる、変な感覚。
それからまもなく、感覚がなくなった。

少しすると、また顔に布がぴらぴらくっつく。
言いたいけど、頭がうまく働かなくて、うまく伝えられなくて、でもものすごく不快で、「えいっ!」とやったら右手が動いて、その布を自分で払ったとたん
「動かないで!何をやってるの。」
と、看護師にしかられた。

また少しすると、だんだん気分が悪くなってきた。
吐きたい感じ。
おなかの中をいじられてるのだから、当り前なのかもしれない。
そしてこれを伝えるのも一苦労で、動詞の活用を間違えたのでなかなかわかってもらえず、英語で言ってみたり。
ようやく伝わって、銀色の皿を顔の横に置かれた。でも、微妙に頭が届かない距離。
。。。きっと、本当に吐きたくなった時には、この皿は間に合わないだろうな。手は動かないし、訴えているうちにきっと吐いちゃう。。

なんて、ぼんやり考えていると
「疲れてるでしょ。少し眠りますか?」
と看護師が言ってくれて、
「お願いします。」
と口?鼻?から何かをすって眠らせてもらった。
本当に吐く手前まできていて、つらかったのでホッとしたけど、いろいろ騒ぎ立てる私が静かになって、看護師もホッとしたと思う。

この間のどこかでか、またはこの後だったか覚えていないけれど、アレッサンドロが取り出され、
「ほら、生まれたわよ。だっこする?」
と、体が赤いままのべべを胸の上に置かれ、頭にチュッとだけしたのと、うっすら血のにおいを覚えている。

母子ともに問題なく、無事にことを終えられて、よかった。

posted by bibo at 07:36| パリ | Comment(10) | べべ出産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
プロフィール
名前:bibo
誕生日:1973年
性別:F
一言:フランス語猛勉強?!しながら、写真と料理を!
愛すべきフランス人の偏見にどれだけ耐えられるか?

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